<飛んで火に入る>

「オ、オメェ……野伏せりだったの?」
「…………」
「こんな単純な待ち伏せに引っ掛かるとはな……キュウゾウ?」
「……夏の虫……と言う奴か」
「は?」
「おい、何を言って……」
「……かたじけない」
「あのよぉさっきから何の事だか俺様さっぱりって待て待て待て待てえええぇぇ!!! 
なななな何でいきなり服脱ぐんだよ!!?
「俺を……追って来た」
「いや確かに後付けて来たけどお前じゃなくてそっちの青い奴……って近付くな!! 
目ェ光らせてにじり寄るなああああああああ!!!


九話の辺りからレッツ妄想☆
前後の流れは気にしちゃダメだ! 気にしたら負けだ!!(笑)



<ブルータス、お前もか>

「お主になら追われるのも悪くない……」
「ちょ……っ、あんたコイツの仲間だろ!? 頼むから止めてくれよ!」
「……キュウゾウ、少し落ち着け」
「邪魔をするな」
「ひっ……!?(殺気の余波)」
「キュウゾウ……俺はお前の為を思って言っているんだ」
「……」
「そ、そうそう!」
「こんな所でして砂まみれになったら後が面倒だぞ? それよりも艦の中でしろ」
「そうそ……え?
「室内なら誰もいないし縛り他のプレイも出来るし余程いいと思うが」
…………!!
オメェも変態かあああああ!!! そっちも「成程」って顔してんじゃねえぇ!!」


キュウゾウに続きヒョーゴさんも壊れました。



<人質の条件>

「殺せー!! 殺せったら殺せでござるー!!!」
「さて……取り敢えず捕まえて見たが、こいつは役に立つかも知れんな」
「……?」
「農民の為に戦おうなどと言うお人好しの集団だ。仲間が捕らわれたとなれば助けに
来るに決まっている」
「餌、か」
「そうだ。奴らの中でも一番の器量良し、これほど相応しい人質もおるまい」
オメェ今すぐメガネ変えろ。姉ちゃんもカツの字もいるだろうがオイ」
「ヒョーゴ……」
「わかっている。邪魔はせんさ」
「おい帰るな!! 二人っきりにするなあああああ!!!
「照れているのか……初い奴だ」
「違う!! 全力で違う!!!」
「案ずるな。優しくしてやろう」
「そういう問題じゃねえええええ!! た……助けてコマチ坊――――!!!


この後キクたんは殿様に襲われる町娘の如く回されます(笑)。



<車田正○節>

〜もしも助けを求めたのがコマチでなくカンベエだったら〜
「た……助けてカンベエ――――――!!!
「…………(ピタ)」
「……ほへ?」
「島田……カンベエか」
「あ……あのキュウゾウ、さん?」
「そうか……そう言う事か」
「…………?」



ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 

「島田カンベエ、覚悟……!!!」
「な……何だこの殺気は!? まるで地獄の悪鬼のようだ……!!!」


嫉妬侍セカンド(笑)。
「惰弱な!」とか言いそうですこのキュウゾウ(☆矢ネタ)。



<就職内定>

「…………(げっそり)」
「やけに静かだな……さっきの勢いはどうした」
「うるせー……あの野郎、人の体散々いじくりやがって……」
「…………」
「何だよ」
「………………もしや……初めてだっ」
真顔で生々しい事言うんじゃねぇ!!! もう何か色々ヘンだぞお前ら!!」
「まぁ例えそうだったとしても心配するな。貰い手が無くても俺が貰ってやる」
何の心配!!? お前俺を何だと思ってんだ!?」
「………………」
頬染めて目を逸らすなあああああ!!!
「仕方なかろう……何せプロポーズなど初めてするのだ」
殺して下さいお願いします


ヒョーキク誕生の瞬間(ヒイィ)。
人質作戦失敗と言われてもキクチヨを離さないヒョーゴさんに愛を感じました(感じるな)。



<とばっちりカツの字>

「でやあああああッ!!!」
「!!」
「キクチヨ殿、ご無事で!?」
「おう!! 助かったぜカツの字ぃ!」
貴様もか……!(瞬間移動)」
「うわぁっ!? い、いつの間に!!」
「師が師なら弟子も弟子か……」
「な、一体何の事を……」
「オメェよぉ、いい加減にしないと俺様泣くぞ!?


「おっちゃまモテモテです。やっぱりオラの目に狂いは無かったです」
「良くやりましたね、コマチ。流石は私の妹です」
……水分り様?


水分り姉妹がアレな事に。



<抜け駆け厳禁>

「何故だ……キュウゾウ……」
「…………」
「……?」
「……抜け駆け、した……」
「フン……だからお前は阿呆なのだ。色恋に先も後もないわ、馬鹿め」
「…………」

「……何の話をしているのだ?」
「カツシロウ様は知らなくても良い事ですよ」
「カツの字は子供ですねえ」
ああああもう何でもいいからどっか他所でやってくれオメェら――!!!


いい加減キクたんが可哀想になって来ました。



<その間0.1秒>

「(キクチヨと)生きて……みたくなった」
「馬鹿め……」
「ご同道願えるか」
「出立は」
「今すぐ」
「キクチ」
「駄目だ」
「……結こ」
駄目だ
「…………婚や」
駄目だ
「……」
「……」

Ready……Fight!!


「何でいきなり臨戦体勢!?」
「カンベエ様ったら頑固親父でげすからねぇ……」
俺様もうやだ…………


頑固親父カン様。それとこれとは話が別です(笑)。
あとキュウゾウにしては譲歩の跡が見られます。



<おまけ>

「それでは野伏せりの監視の目を誤魔化す為三手に分かれる事とする。農民達には
それぞれの組に道案内に付いて頂こう」
「承知。組分けは如何致しますか、カンベエ様」
「そうだな……ゴロベエ、ヘイハチはリキチと共に。シチロージはキララとキュウゾウを
頼む。キクチヨとカツシロウはわしと来い」
「……!!」
「どうなされたキュウゾウ殿、何か問題でも?」
「…………(じっ)」
「(ビクッ)な、こ、こっち見んなよ!」
「俺は」
「いやぁ流石はカンベエ殿! 戦力バランスを考えた見事な割り振りですな!! ねぇ
キュウゾウ殿!!(にっこり)」
「そう言ってくれるか」
「ええ♪(握手)」
「おっさまもお米もワザとらしいです」
「仲良き事は美しき事ですよ、コマチ」
「やはり……決着を……!!」


おっさまと米侍、結託(笑)。
このシリーズのキュウゾウは台詞被られ過ぎだと思います。