何となく右の道から光が見えたような気がして、レオナルドは右の道に進みました。

「まぶし……」

 狭い通路を抜けると、眩しい光がレオナルドの目を一瞬焼きました。
 慌てて目を擦りそっと手を翳しながら瞼を開くと、そこは随分広い吹き抜けになって
いました。天井の方には大きなパイプや橋のようなものが見えます。
 部屋の中心には大きな丸い穴が開いていて、轟々と水音が響いて来ます。

「……こんなとこがあったなんて、しらなかったなぁ」

 ほけっと口を開けて、レオナルドは辺りを見回しました。



   穴の中を覗き込んでみる
   奥の通路に進んでみる