『迷子になったらその場から動かない』なんて事が今のレオナルドにわかる筈もなく、
結局適当に見当を付けてずんずんと進んで行ってしまいました。
リーダーとしての行動力を無駄に発揮しています。困ったものです。
「あ」
暫く歩くと、レオナルドの目に長い梯子が飛び込んで来ました。
道はT字路になっていて、梯子はその突き当たりの壁に掛かっています。右と左も
通れそうですが、どうしましょう。
「……ぅう〜ん……」
梯子を上る
右の道に進む
左の道に進む